各国の地下鉄 日本

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■各国の地下鉄

日本

東京都区部・大阪市・名古屋市・札幌市・福岡市を初めとして大都市と政令指定都市の一部に存在し、多くは公営です。
当該都市においては都市内交通の中心的存在となっている事例が多いです。通勤・通学など日常用から観光用途まで広く一般に利用されています。
東京都区部と大阪市においては特に地上の鉄道と併せて都市内の有力移動手段となっています。
また、日本の地下鉄駅の災害などに備えての対策は、世界的に見ても非常に盛んです。
その背景には地下鉄サリン事件が関係しています。
東京では墨田区・江東区・江戸川区などの海抜がマイナスのいわゆるゼロメートル地帯を走行する、東京地下鉄東西線・都営地下鉄新宿線などに、防水扉が設けられています。
東海豪雨のときは名古屋市営地下鉄名城線の平安通駅が冠水したため、名城線市役所駅～砂田橋駅間（当時は砂田橋行）で代行バス運転を行いました。
そのほかにも、名古屋市営地下鉄鶴舞線の一部駅や名古屋市営地下鉄名港線名古屋港駅では防水扉を設置しています。
また、著しく利用客の多い駅では、島式のホームを方向別に千鳥状に分けることによって、利用者の混雑を抑えるところや（例:名古屋市営地下鉄東山線名古屋駅）、新規にホームを新設して方面別に分離する（例:東京メトロ銀座線新橋駅）といった対策がとられています。