地下鉄とは 路線

地下鉄TOP -- 地下鉄とは 路線

■地下鉄とは

路線

一般的に地下鉄と呼ばれる路線でも高架区間や地上区間を有することはありますが、トンネル構造物が区間の大部分を占める地下鉄では保守点検作業に多くの手間が掛かります。 そのため、それを少しでも減らすために維持の手間が少ない直結軌道やスラブ軌道の路線を採用していることが多くあります。 この方式では床や枕木にコンクリートを使用するため、砂利を敷き詰めるバラスト軌道に比べ寿命が長く、車体への負担も少ないという利点があります。 その代償に初期費用がバラスト軌道に比べて非常に割高です。
世界の全ての地下鉄が電化されています。その電源・集電方法は国や路線によって様々です。電源は直流600~1500Vが主に使われています。
交流を採用している路線は、インドのデリー(25000V 50Hz)のみです。
アジアでは750Vと1,500Vが、ロシア・東ヨーロッパでは825Vが、西ヨーロッパや北アメリカでは600Vから750Vが、南アメリカでは750Vや3,000Vが主流です。
集電方法は第三軌条方式(および第四軌条方式)と架空電車線方式がありますが、国や地方同士の中でも混在しており、分布の偏りは見られません。 なお、第三軌条方式は鉄道が走行する2本のレールに平行して3本目のレールを敷設し、このレールを通じて電源を供給する方式です。
地下鉄において集電方法に第三軌条方式を採用すると架空線の場合よりもトンネルの断面積が狭くなり、建設費用が抑えられます。 同じ目的で日本などの一部の国では鉄輪式リニアモーターカーも採用されています。


路線


TOPページ | 地下鉄とは | 各国の地下鉄 | ミニ地下鉄 | サイトマップ